外壁塗装で助成金をもらうための条件とは？申請の流れを解説

外壁塗装は、何十万もの費用が必要な工事です。そのため少しでも費用を安く抑えたいと考えている方もいるでしょう。そこでおすすめなのが助成金・補助金制度です。助成金を受け取るためにはさまざまな条件があります。そこで今回は、外壁塗装で助成金をもらうための条件についてご紹介します。申請の流れについても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装で助成金をもらう条件

外壁塗装で助成金をもらうためには、一般的に税金の滞納をしていないことや申請予定の市町村が管轄エリアに施工する住宅があること、工事の着工をしていないことが条件となります。申請は工事着工前に行いましょう。助成金の条件として、外壁塗装の助成金利用が初めてであることもあげられます。

外壁塗装の助成金を受けるためには、申請予定の市区町村にある業者に依頼しなければならないことも多いでしょう。助成金の利用を検討中の方は、地元の外壁塗装事業者に依頼しましょう。

 

.助成金申請の流れ

申請の流れについてご紹介します。

地域の自治体に補助金・助成金制度があるか調べる

地域によっては補助金・助成金制度がありません。また時期によって利用できない可能性もあります。利用予定の方は、半年前までに確認しておきましょう。

外壁塗装の施工前に申請をする

外壁塗装の補助金や助成金は、施工前に申請しましょう。工事が完了した後は申請不可となります。また助成金を利用する場合は、制度に詳しい業者を選びましょう。なぜなら見積もりを出してもらったり、記録のために施工中の写真を撮ったり、業者の協力が必要だからです。

施工前に助成金を利用したいと伝えておきましょう。制度について詳しい業者であれば、不明点や疑問点を丁寧に教えてくれるはずです。業者か決定したら申請を行い、交付通知が届くのを待ちましょう。

外壁塗装の施工開始

交付通知を受け取ったら施工開始です。施工の事実を残すために、作業記録も残さなければなりません。報告書は工事終了後、自治体へ提出します。

補助金・助成金を受け取る

問題がなければ1〜2か月ほどで受け取れるでしょう。手続きは手間や時間がかかります。そのため余裕をもって行うことが重要です。また業者によっては補助金や助成金の手続きに、別途費用が発生する場合もあるため注意しましょう。

 

助成金制度を利用する際の注意点

外壁塗装で助成金を受け取る際の注意点についてご紹介します。

自治体によって条件が違う

自治体によって制度の内容や助成金を受け取るための条件は異なります。制度自体がない自治体もあるほどです。まずは住んでいる地域の自治体に問い合わせましょう。

また自治体が補助金対象となる業者を指定している場合、その中から施工業者を選ばなければなりません。大手リフォーム会社でも対象外の場合があるため、業者の知名度や人気だけで選ばないよう注意しましょう。契約する前に、自治体からの指定を受けているか確認することが重要です。

申請期間と必要書類に注意する

助成金・補助金はほとんどの場合、事前に申請しなければなりません。受付期間を過ぎたり、必要書類も間違えたりすると受給できないため注意が必要です。必要書類には見積書または契約書も含まれています。そのため早めに塗装業者を選定することが重要です。

塗料が指定される場合もある

地球温暖化対策などが目的の助成金や補助金の場合、使用する塗料が指定されている場合もあります。遮熱塗料または断熱塗料でなければなりません。また遮熱塗料は基本的に屋根への塗装なので、外壁塗装の条件にあてはまらない場合もあります。

応募者が多いと早く締め切られることがある

基本的には、どの制度でも助成金・補助金の上限が定められています。希望者が多い場合はすぐ予算に達するため、予想以上に早く締め切られてしまうこともあるでしょう。早めに塗装業者を決定し、見積もりを作成してもらうのがおすすめです。

見取り図や平面図が必要な場合もある

補助金や助成金によっては、申請する際に見取り図や平面図の提出が必要な場合もあります。申請前に家の情報をまとめておきましょう。図面の問い合わせや作成には時間がかかるため、早めに依頼することが重要です。

 

まとめ